現在の日本は世界有数の長寿国です。
世界のトップクラスであることはもちろん良いのですが
長寿がゆえに「寿命」と「健康に生活できる年数(健康寿命)」との間に差が生まれています。
つまり行きたいところには行けず、
自分の望む行動が取れずに寿命が続く年数が生じているのです。
これは病気や体力・神経の衰え、骨の強度の低下などが原因となって引き起こされます。
厚生労働省の「簡易生命表(令和4年)」によると
2022年の日本人の平均寿命は
女性が87.09歳 (健康寿命はおよそ74歳)
男性が81.05歳 (健康寿命はおよそ72歳)
となっています。
引き算すると女性はだいたい13年、男性は9年ほど健康上に何らかのトラブルを抱えながら、
少なからず制限を抱えて生活することになっています。
これって結構長い年月に感じませんか?
その「寿命」と「健康寿命」とのミスマッチを生じさせる代表的原因の一つが
骨が年齢とともにもろくなる”骨粗しょう症”です。
体は元気でも骨密度の低下により骨が弱くなることで痛みや骨折が容易に生じてしまい
運動ができない、痛みで歩行できない、となってしまいます。
その結果、活動範囲が狭くなり運動不足となり、運動量の低下、意欲の低下といった様々な原因は
二次的に病気を引き起こすことにつながります。
ユネスコの提言によると
「運動不足は喫煙よりも健康に悪い」
との報告があるほどです。
では骨粗しょう症をどのように予防すればいいのでしょうか。
40代50代の大人になり骨粗しょう症の存在に気が付いて一生懸命運動をし栄養ミネラルを摂取すると
骨密度が上昇するのでしょうか?
いいえ、そんなに簡単には上昇しないようです。
では薬をつかうと?
これも残念ながら劇的な効果をもたらさないと言われています。
実は骨密度を生涯にわたって決定する要因となるのは
”子供の頃にどれくらい走って飛び回ったか”
と言うことなのです。
ジャンプをすると飛ぶときと着地のときにかかる体重の負担が体の中の骨にかかります。
この負担の積み重ねが刺激となり、女の子で言う初潮の年齢までの間に骨を強くします。
結局は子供の頃にどれだけ
”貯骨”(骨を貯める)
となる刺激ができたか、それが重要になります。
これは1960年代に行った若年スポーツ選手の縦断調査により
近年になってわかってきた事実のようです。
子供の頃の運動が将来にどれだけ大切かちょっと衝撃的なデータですよね。
子供の時にしっかり運動し、すこしづつ”貯骨”しておくことは
未来への有意義な投資と言えるではないでしょうか?
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