サッカーや野球でプロの選手を目指す子供たちにとって
生まれた月による有利、不利は存在するのかという研究があります。
ここでクイズです。
プロスポーツ選手の生まれ月で一番多いのはいつでしょうか?
(今回は野球とサッカーに関して)
答えは、、
4月・5月生まれがもっとも多いというデータが出ています。
(なんとなく想像できました?)
4月・5月生まれが多い理由は
幼少期では成長段階における差が大きく(3月生まれと4月生まれではほぼ1年の差)
早生まれ(1~3月生まれ)の子どもたちに比べると自信を持ちやすいことが影響していると
言われています。
では、1~3月の早生まれの子供たちはスポーツで活躍できないのか??
答えは、、
まったく問題なく活躍できます。
安心しました?
むしろ記録的な成績を残す選手は早生まれの選手のほうが多くなるデータも出ています。
日本サッカー界をけん引してきた三浦知良選手、中田英寿選手、香川真司選手や、
国際Aマッチ最多出場の遠藤保仁選手や主将として最多出場の長谷部誠選手は全員が早生まれです。
3月27日生まれの元日本代表・内田篤人さんは静岡市にある清水東高校1年生の時に、
日本サッカー協会が企画した「早生まれ選抜」で才能を見出されプロとして活躍できたと、
のちのインタビューで語っています。
こどもの成長期はそれぞれのペースでやってきます。
大切なことは本人とご両親が
早生まれかどうかでスポーツの可能性について判断しないことだと私は考えています。
最初から上手く(見える)他のこどもは4月生まれかもしれないし、
自分のこどもが早生まれで少し不器用であっても全く気にする必要はありません。
むしろ上手な人から学んだり、マネしたり工夫したりする力が育成されやすい傾向が
あるのでは?と感じています。(大人になっても大事な力ですよね)
「この子の成長タイミングはいつかな?」
なんて考えながら一緒に様々なスポーツをして、
気長にその子の成長を待つことはとても大切なことになります。
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